次に、回数的に
影響を与えましたのが、各小学校、中学校、高校に出向きまして、命の大切さを教える
教室です。これは
予算措置していただきまして、
令和2年度は10回を
予定していたのですけれども、あくまで
学校側の生徒の
感染予防という観点から、まだ延期という形、今年度は見合わせという形で、その中でも4校に対して実施することができました。これについても来年度も若干この見通しで、
実施回数が少ないかと思っていますので、
予算を少し減らして、
令和3年度も
予定回数を
予算計上させていただいています。
最後に、これは災い転じてになるのですけれども、命の
メッセージ展ということを
全国で行っております。これはどういうものかといいますと、東京に
主催者がいらっしゃって、
全国で、人の形をした、そこに亡くなられた方の思い出の品であるとか、足元に亡くなったときに履いておられた
運動靴とか、スニーカーとか、それを配置して、いろいろな市民の方に御覧になっていただくのですけれども、当初は集合する形で考えておりました。どこかしかるべき会場をお借りしてする、大
人数で
予定していたのですが、やはり
コロナで集合できないということで、あえて
湖南方面の大
規模商業施設のフロアで小規模ですけれども、規模を少な目にしてやらせていただきました。新聞も一部報道していただいているのですけれども、まずは遺族の方の反響です。たくさんの方に見ていただいて、本当に今まで関心がなかった人がちょっと見てみようかなといっぱい来てくださったのです。施設であれば、利用する限られた方しか来ないのですけれども、そういった
商業施設の通路を使わせてもらうことによって、いろいろな方に御覧いただいて、
被害者の
気持ちに寄り添う心を伝えられた、伝えていただいてありがたいというお声も頂いております。反面
コロナ禍において、悪いことばかりでもなかったのかなと思います。
予算の
関係でございますが、
令和3年度も同様の
予算措置をしていただき、なんとかこれで乗り切りたいと思います。
◎橋本
サイバー犯罪対策課長 サイバー犯罪の
検挙状況でよろしいでしょうか。
令和2年中の
検挙状況ですが、
県内において、90件、63名を検挙しております。これは
令和元年に比べまして、
件数としては
プラス34件、人員としては
プラス17名という
状況になっていて、増えている
状況です。
◎
井上 交通規制課長 信号機の
新設等についてお答えをいたします。
令和3年度の
信号機の新設につきましては、2基を計画しております。
そして、
信号機の
設置の
指針等についてですけれども、これにつきましては、
警察庁が
平成27年12月28日に制定しましてから、改正等にはなっておりません。
信号機の新設でありますとか、
歩行者用灯器を改良する等によりまして、
交通弱者の保護を図っていくということでございます。
◆
中沢啓子 委員 犯罪被害者支援で出向いていかれて良かったということであれば、ぜひまた、そういう形でいろいろな場所でやっていただけたらいいのかなと思いましたので、よろしくお願いします。
意識のない方にも見ていただくというのは非常に大切なことだと思いますのでよろしくお願いします。
それから、
SNS上の
犯罪がこれだけ増えているということは、
コロナ禍ということもあろうかと思いますので、今後、さらに頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○九里学 副
分科会長 1点だけ、198ページの先ほど
清水ひとみ委員が申された常時
留守番電話「
留守番ボタンを
ポチっと
作戦」
事業と、199ページの県民を
特殊詐欺から守る安全安心コール
事業です。この2つを連動させながらお聞かせ願いたいのですが、私は地元が栗東市で、先般JRAの持続化給付金の受給に関する不正
関係の
部分がここ数日報道をにぎわしていました。
特殊詐欺が88件というのは今、お聞かせ願ったのですが、いわゆるこの
新型コロナウイルスに関する給付金、
支援金、助成金、そうした
部分が
県内の喫緊の検挙とかそこまでいかなくても、
県警として把握されているそういう問題についてどういう
状況かということを教えていただきたいです。
こういう
事業は非常にありがたい計画であげていただいているのですが、これからワクチン接種をされます。そういう中で行政の方、県、市の
職員になりすました様々な、無料になるとか、そういうようなことが起こってくるのではないだろうかということが、それぞれの専門家はおっしゃられています。そういうことも含めて、あるいは、先ほど申し上げました日本中央競馬会のことも含めて、給付金、
支援金、助成金等、
コロナ禍に関することで、
県警として、どういうふうに把握されているのか教えていただけたらと思います。
◎川口 刑事部首席参事官 昨年の
状況ですけれども、昨年3月以降、
コロナの
関係で、持続化給付金とか、給付金に関する
詐欺については、昨年1年間で100数件を把握しております。中身は持続化給付金が半数近くを占めているわけですが、
被害額については4,000万円を超えています。個々、具体的な案件は差し控えますが、昨年1年間ではこういう
状況です。当初はマスクを注文したけれどもこないとか、そういうトラブルだったのですが、後半はほぼ持続化給付金になっております。
○九里学 副
分科会長 非常に多額でびっくりしたのですが、先ほど
清水ひとみ委員がおっしゃったように、当然、常時
留守番電話「
留守番ボタンを
ポチっと
作戦」
事業は大事だと思うのですが、これは提案というか、既に
県警から市町に働きかけていただいているのかもわかりませんけれども、
固定電話の先ほどのお話もありました。
特殊詐欺防止用に、
高齢者の方や、家におられる方々は、やはり
固定電話の電話機器を購入するための何かこういう行政の役割として、補助金というか、購入補助というそういうものも先進的な市町、都道府県では進んでいるように聞きます。
県警から19市町なり、県財政なり、そういうところに既に働きかけていただいていたらそれでいいのですが、その辺の
予算は現況やっていますか。これからこういうものが増えてくるとそういう補助も要るのかなと思いますので、
県警サイドから県行政、市町に相談なり、連携なり何かされているのか教えてください。
◎
上内 生活安全部首席参事官 高齢者に対する補助ですけれども、行政は先進でやっている
地域もあります。
県警としては現在のところ、
予算化するまでには至ってはいませんけれども、今後の情勢を見て、市町と連携しながら、また
予算化について検討していきたいと思っております。
○九里学 副
分科会長 これ以上増えたらいけないのですが、ぜひその辺も、
警察と行政が主導だと思うのですけれども、働きかけてやっておられるところもありますので、またよろしくお願いしたいと思います。
◆柴田清行
委員 先ほど
松本委員が
質問された
交番・
駐在所の新設は、今後、まだまだかなりの
部分があるとのことでした。多分、五、六年前から2か所ずつやっていただいています。私のいた長浜でも新設が続いていて、今年は多分3月に小谷ができ上がるという話を聞いています。来年度は、
県内調査で行った守山の
交番が
建替えになるのかなと思っているのですが違うのですか。
◎船越
警務部参事官 常任
委員会のほうで視察していただいたのは、川西の
交番だったと思うのですけれども、そこではございません。
◆柴田清行
委員 僕が行った守山の
交番もかなりひどいところだったと思っておりますので、今後、こういう
部分に対応してもらわなければいけないという場所です。できればこの
交番、
駐在所の新築、また、本来は多分、東近江署や彦根署が残っているとは思っていますけれども、それを含めてしっかりとした改築、新築に向けてという
部分を、
委員会でも
皆さんでなんとか推していただきたいと思いますのでお願いしたいと思います。
◎船越
警務部参事官 今、
委員が言われましたように、
県警の
警察署あるいは
交番、
駐在所は、非常に
地域の住民の皆様にとっても重要な施設であると考えておりまして、今、県の
公共施設等マネジメント基本方針の中で定めております県有施設の
更新改修の方針というところがあります。そこでは建築後、おおむね40年以上が経過して
老朽化が深刻な施設については、特別枠の建て替えの対象とされておりますので、今後、県ともう少し調整が必要になりますけれども、
県警としては、この特別枠を最大限に活用させていただいて、
更新を目指していきたいと思っております。
ただ、財政
状況が非常に厳しいということでいろいろ報道等もなされておりますので、今後、また御
支援いただけましたらありがたいと思います。よろしくお願いいたします。
休憩宣告 11時05分
再開宣告 11時22分
《
企業庁所管分》
2 議第15号
令和3年度滋賀県工業用水道
事業会計
予算について
(1)
当局説明 小根田
企業庁次長
(2)質疑、
意見等 なし
3 議第16号
令和3年度滋賀県水道用水供給
事業会計
予算について
(1)
当局説明 小根田
企業庁次長
(2)質疑、
意見等 なし
4
分科会長報告
分科会長に一任された。
閉会宣告 11時33分
県政記者傍聴:朝日、京都、時事通信
一般傍聴 :なし...